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2005年11月
第2回(2005年)住友大阪生コン会 技術論文発表


技-11
多品種コンクリートの取組みと課題
 

神奈川住友大阪技術会

宮松エスオーシー   川崎工場       小野馨

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  〔要旨〕  

コンクリート構造物を解体する際、発生する廃コンクリートは、年間約4千万T近くに上る膨大な量が発生している。そのリサイクル先は、ほとんどが舗装用路盤材として、残りは埋め戻しや裏込め材として利用されており、リサイクル率は90%を超えている。しかし今後コンクリート構造物の解体に伴ない、廃コンクリートの発生量は増大すると見込まれるが、舗装用路盤材や裏込め材・埋め戻し材としての利用量の増大は見込めない事から、廃コンクリートから再生骨材を製造し、再生骨材コンクリートとしての利用拡大を図っている。本論はその再生骨材コンクリートを初めとする多品種コンクリートへの取組みを紹介する。

 
技-14. 高強度コンクリートの強度管理用供試体の保管条件が強度に及ぼすの影響について
 

木混会

東京エスオーシー 業平橋工場 長根良美

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  〔要旨〕  
 

標準養生を開始するまでの供試体の保管条件が高強度コンクリートの強度試験結果に及ぼす影響について検討を行った。保管場所を空調された室内、日かげおよび日なたの3水準とし、それぞれ保管期間を1日、2日、3日とした場合の供試体強度を比較した。また、供試体上面にシールを施した場合とそうでない場合との供試体強度についても比較を行った。

その結果、日なたで保管された供試体は室内で保管された供試体に比べて最大20N/mm2程度も強度が低くなることが確認された。また水中養生を開始するまでの保管期間と強度との関係は、セメントの種類によって異なることが認められた。

 

共同研究者:

市川エスオーシー生コン梶A埼玉エスオーシー梶A佐倉エスオーシー梶A昭和エスオーシー梶A東京エスオーシー梶A成田エスオーシー梶A宮松エスオーシー梶A横浜エスオーシー梶A吉建エスオーシー梶A住友大阪セメント

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