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2007年4月26日〜27日
第14回(2007年)生コン技術大会 研究論文発表
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研-6. |
粗骨材の岩種による乾燥収縮および収縮低減剤の効果に関する研究 |
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木間栄一*1
、香取恒雄*1 、井原正廣*1 、山口昇三*2 、金田勝*3
*1 佐倉エスオーシー *2竹本油脂 梶@ *3竹本技研 |
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〔要旨〕 |
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コンクリートの乾燥収縮低減を目的として粗骨材の岩種が異なる場合の乾燥収縮量を確認するとともに収縮低減剤使用による収縮低減効果を調べた。
まとめ
(1)乾燥収縮量は室内試験、実機試験ともに同様な傾向を示した。
(2)粗骨材の岩種の違いにより乾燥収縮量に差があり、石灰石は硬質砂岩よりも乾燥期間26週において約50〜90×10-6程度小さい乾燥収縮を示した。
(3)収縮低減剤を使用することにより最大で硬質砂岩では約20%、石灰石では約30%乾燥収縮を低減することができた。
(4)硬質砂岩の乾燥収縮量を石灰岩と同様の乾燥収縮量とするためには、収縮低減剤を単位水量の1%程度添加すればよいことがわかった。
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調-1. |
トラックアジテータ車ドラム塗装の違いによるコンクリート温度変化抑制効果調査報告 |
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星忠彦*1
、 小野馨*1 、 矢島実*1 、 佐藤智*2 、 熊谷一也*3
*1宮松エスオーシー *2潟eィ・エス・プランニング*3極東開発工業 |
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〔要旨〕 |
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コンクリート輸送時のコンクリート温度変化抑制の方法として、ドラム外装部への塗装条件に着目し、その効果について調査をおこなった。塗装条件による抑制効果を評価する方法として、デジタル温度計を用いてコンクリートの温度変化を計測した。冬期、標準期、夏期の季節条件を設定したうえで、塗装条件の違うトラックアジテータ車毎の、同一日、同一配合における測定データを集計し、分析をおこなった。長期にわたる調査分析の結果、塗装条件の違いによって、輸送時のコンクリート温度変化に抑制効果があることが明らかになった。
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調-5. |
東京地区における高強度コンクリートの実情
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伊藤司*1 、 前田正夫*2
*1東京エスオーシー
*2 東京地区生コンクリート協同組合
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〔要旨〕 |
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組合員工場からの超高強度コンクリートの製造に関する管理手法の提示をもとに、
調合:水セメント比・単位水量・単位セメント量、単位粗骨材量、単位混和剤量、セメント水比と呼び強度の関係
製造:材料の選定、室内試し練り、実機、品質管理上の留意事項、その他
といった項目での情報・データの取り纏めを行い、使用材料・調合および製造方法といった製造管理手法に関する資料を作成した。
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全国生コンクリート工業組合連合会/全国生コンクリート協同組合連合会
第14回(2007年)生コン技術大会 研究発表論文集 参照 |