2005年6月 第13回(2005年)生コン技術大会発表論文、優秀賞受賞
全生連は第13回生コン技術大会の優秀論文集を決定し、14日の合同通常総会で表彰式を行った。
優秀賞は、エスオーシー工場長会の共同研究で、東京エスオーシー樺キ根良美氏が発表した「高強度コンクリート供試体の保管条件による強度への影響について」が受賞した。
長根良美*1 、 伊藤司*1 、 国井一司*2 、 風間美男*3 、 原田修輔*4
*1東京エスオーシー *2昭和エスオーシー*3市川エスオーシー *4住友大阪セメント
標準養生を開始するまでの供試体の保管条件が高強度コンクリートの強度試験結果に及ぼす影響について検討を行った。保管場所を空調された室内、日かげおよび日なたの3水準とし、それぞれ保管期間を1日、2日、3日とした場合の供試体強度を比較した。また、供試体上面にシールを施した場合とそうでない場合との供試体強度についても比較を行った。
その結果、日なたで保管された供試体は室内で保管された供試体に比べて最大20N/mm2程度も強度が低くなることが確認された。また水中養生を開始するまでの保管期間と強度との関係は、セメントの種類によって異なることが認められた。
共同研究者:エスオーシー工場長会(通称:木混会)
市川エスオーシー生コン梶A埼玉エスオーシー梶A佐倉エスオーシー梶A昭和エスオーシー梶A東京エスオーシー梶A成田エスオーシー梶A宮松エスオーシー梶A横浜エスオーシー梶A吉建エスオーシー梶A住友大阪セメント