生コン工場発祥の地に記念碑建立
-150Nの高強度コンを使って-
東京エスオーシー葛ニ平橋工場は、昭和24年に操業を開始し、平成11年11月15日をもって創立50周年を迎えました。
東京エスオーシー鰍ナは、この50周年を記念して我が国の生コン工場発祥の地である業平橋工場構内に、このほど記念碑を建立しました記念碑は、社員の手作りによるもので、高さが1.8m横1.2mのコンクリート製。150Nの高強度コンクリートが使われています。
業平橋工場は、昭和23年に当時の磐城セメント社長であった斎藤次郎氏によって着工され、翌24年11月に日本最初の生コン工場として完成したもの。
その年の11月15日に試験操業を行い、出荷の第一号は地下鉄銀座線・三越前駅の出入り口の補修工事であったといわれている。
それまで、わが国のコンクリートは現場練りが一般的であったが、生コン工場で製造することで、安全で安定した優れた品質が、可能になり特に輸送システムが確立されてっからは急速な普及をみて、近年までセメント消費の7割を占め続けている。
記念碑に使われた高強度コンクリートは、水セメント比が18%、セメントは住友大阪セメントの「ベータL」(ビーライト系)、混和材にマイクロシリカ940、砕石には茨城県笠間産の硬質砂岩を使用、混和剤はチューポールSSP104Bを用いている。
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